ビッグマムと言えば巨大な体に鋼鉄並みの皮膚と超筋力が特徴。

そもそもそんなキャラばっかじゃん。というところもありますが、そんな中でもズバ抜けて強い体を持ってます。

そしてビッグマム編が終わった今、ソルソルの実や巨人族との因縁等はおおかた解明されましたが、生まれつき体が巨大で強靭だったことについては何も描かれていません。



考察の結論から言うとベガパンクが直接強靭な人間を作った結果、ビッグマムが誕生したと考えています。

これにはベガパンク何歳やねん。っていう疑問もありますが、今のところベガパンクは何でもアリなキャラなので言及しません。
もう一つ超重要なポイントがありますね。
本編で明確に「人体の巨大化はベガパンクでも不可能」と言っているところ。
しかし、だがしかしこれは私はミスリードであると踏んでいる。

実際には人体巨大化計画は完成していたに違いない。

根拠は一つ。
不可能発言をしているのはシーザー。奇行が目立つシーザーをベガパンクは追放した。そんなシーザーに「人体巨大化実験は成功した」なんて言うものだろうか。そしてベガパンクからすればシーザーを欺くなんて容易いことでしょう。わざと失敗の結果が目につくところに置いてシーザーをミスリードさせ、読者をもミスリードさせたのです。

人体巨大化実験は成功していたと読み解いて差し支えないでしょう。


さて、ではここでどうして人体巨大化計画の完全なる成功例が今のところビッグマム一人なのかについて考察をしてみます。

ベガパンクの同僚たるシーザーとジャッジの研究について触れてみましょう。
・シーザーは小さい子供に薬品を投与して巨大化させるところまでは再現できていた。けれど使える兵士までには至らなかった=不安定な実験結果。
・ジャッジは使える兵士は作れたが巨大化はさせていない=生産は安定している。巨大化及び強靭化の安定はベガパンクなくして不可のため、安定して生産できるクローンのみに注目して成功。

ここから読み取れるのは、生まれて出てきた人間に手を加えるのでは、通常の人間の巨大化は上手くいかない。ということ。
そしてそのことにベガパンクが気づかないことはないでしょう。

ビッグマムの回想シーンに、ビッグマムの実の両親と思われる二人のコメントがありますよね。

「生まれつき体が大きく強靭で手に負えなくなった」と、

ここからは考察と妄想半々になるのですが、時制も含めて追っていきましょう。

ビッグマムは元々生まれても長く生きていられないほどの弱い胎児だった。流産等含む。
両親は悲しみ、なんとか丈夫な子供として産まれてきてほしいと願い、あれこれ調べるうちにベガパンクにたどり着いた。なにせドクターベガパンク。
ドクターとは博士という意味と、医者という意味の二つを持ちます。
クマを完全にロボットにしちゃうほどなのですから、高名かつ相当の医療技術も持ち合わせているはず。
子供を丈夫に産むためのナニカを両親ないし直接胎児に施したのでしょう。
それこそが人体巨大化実験からの産物であることは言うまでもありません。
実際にビッグマムことシャーロット・リンリンを無事に産めたが育てきれなくなり、マザーカルメルの手に委ねた回想シーンへとつながります。
マザーカルメルを食べたビッグマムはソルソルの実の能力を手にし、シュトロイゼンと出会い海賊として旗揚げ。
政府はそんな強靭凶悪な子供の海賊なんて誰かが誕生させたに違いないと調べ上げ、ベガパンクの研究チームを発見。
不法な科学班はそのまま解体。ベガパンクは捕まり、そのほかのメンバーは散り散りに。

こういった経緯でビッグマムは誕生した。
強靭な母から生まれる子供たちが強くてもなんら不思議はない。

考察おしまい!

最後に。
ベガパンクは考察すべき人物ランキング第一位の重要キャラですが、右腕が義手で、頭は科学脳というだけあって相当に大きい様子です。これも過去の回想シーンのシルエットから見てとったに過ぎません。
もしかすると既に生命はなく、ベガパンクの脳をコピーしたAIロボットがベガパンクとして活動しているかもしれません。そうするとあらゆる時制を飛び越えた考察も可能になるでしょう。
元々オペオペの実の持ち主で〝ドクター〟だったかもしれませんし、その真髄たる不老不死の技を誰かに与えても脳が生きる限り問題はないと踏んで命を投げ売ったのかもしれません。

こんな考察しがいのあるキャラ他にいませんね。ホント。


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